支援内容

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(代表 那口慶太)

主に社会で生活していく上で必要な集団行動や対人関係を上手に営んでいくための技術を習得する練習「ソーシャルスキルトレーニング(SST)や感覚統合等を行います。

【SST】 集団参加行動領域:ルール・役割・状況を理解する 情緒的行動領域:聞き取り・表現・会話 言語的コミュニケーション:人の気持ちを理解する ・自己表現をする など、「スキル」 と「ゲーム」を中心に行います。その中で、お友達と仲良く過ごす方法や問題解決など、「スキル」 と「ゲーム」を中心に行います。その中で、お友達と仲良く過ごす方法や問題解決の仕方などを学んでいきます。の仕方などを学んでいきます。 SSTの例 フライングゲーム ソーシャルスキル:注意力を持続させる 協力パスゲーム ソーシャルスキル:相手の事を考えて声をかける。やりとりには、声をかけるのが重要で相手が受け取りやすいように加減をする事を学ぶ 電池人間ゲーム ソーシャルスキル:他者を助ける。協力する。競争するには、お友達を助ける必要もでてくるので、協力することを学ぶ

【感覚統合】

五感(触覚、視覚、聴覚、味覚、嗅覚)に加えて、固有受容覚(手足の状態・筋肉の伸び縮みや関節の動きを感じる感覚)、前庭覚(身体の動きや傾き、スピードを感じる感覚)といった合計7つの感覚の事です。この7つの感覚を整理したり分類したりするのが感覚統合です。このはたらきによって、その場その時に応じた感覚の調整や注意の向け方ができるようになり、自分の身体を把握する、道具を使いこなす、人とコミュニケーションをとるというような周囲の状況の把握とそれをふまえた行動ができるようになります。 感覚統合療法をヒントにした支援

しっぽ取り 前庭覚のつまずきへの支援 鬼が「しっぽ」を腰につけて逃げ、 それを取るために追いかける

 

・目的意識を持って意欲的に取り組めるうえ、支援者や友達と関わりながら楽しんで行える

・追視することで眼球運動のコントロール力がつく

 

バランスボール 固有覚のつまずきへの支援 バランスボールに乗って揺らしてもらう

・うつ伏せで床に手をつくところまで前に押してもらうことで、転んだ ときに手が出る動きにつながるボディイメージの発達を促す

 

ボール送り 固有覚のつまずきへの支援  行きは頭上を、帰りは股の間でボールを送る

・繰り返しの動きで分かりやすい、重力に逆らって手足・体を屈曲させることで、ボディイメージの発達を促す